GODがシステム開発を変える
V字モデルというのは要件定義⇒基本設計⇒詳細設計の上流工程と、プログラム⇒単体テスト⇒結合テスト⇒総合テストの下流工程で構成される開発プロセスモデルのことだ。GODモデルはこの拡張モデルで基本的に工程管理は変わらない。
にもかかわらずGODモデルはV字モデルに比べ、高い生産性と品質を実現する。品質(Quality)が上がり、コスト(Cost)が下がり、期間(Delibary)が短縮される。例えば、V字モデルで期間3年、要員100人、不具合も一定レベル存在する、そういう開発があるならば、GODでならば期間2年、要員70人、不具合も半分以下となりうる。QCDの要素が「全て」向上する。これはV字モデルでは考えられないことだがGODモデルでは可能となる。なぜか。それはGODモデルこそがジェネレータを最も効果的に扱う開発モデルだからである。
GODモデルでジェネレータが作成する文書を一部紹介しよう。
- ユースケース図・ユースケース記述
- ロバストネス分析図
- ドメインモデル図
- クラス図
- シーケンス図
- アクティビティ図
- ステートマシン図
- パッケージ図
- デプロイ図
- ER図
- CRUD図
- DB(TABLE)設計書
- クラス(DTO)設計書
- クラス(LOGIC)設計書
- 画面(JSP)設計書
- 帳票(PDF)設計書
- ファイル設計書
- ジョブ設計書
あくまで上記はジェネレータが作成する文書の「一部」である。また作成するのは文書(設計書)だけではない。ソースコード、設定ファイル、テストデータ、テスト設計書、テスト報告書、ドライバ、スタブなど多岐にわたり、開発における成果物のほぼすべてをカバーする。